横須賀で食べる・遊ぶ・暮らす

おいしい・たのしい・おもしろい……。そんな横須賀の魅力の数々をお届けします

坂本龍馬の妻おりょうのお墓〜信楽(しんぎょう)寺(大津)

明治維新の立役者といえば坂本龍馬

 

龍馬といえば土佐国ですが、

相模国だった横須賀にも龍馬の名残があります。

 

今回紹介するのは、

龍馬の妻だったお龍(りょう・以下おりょう)のお墓がある

大津の信楽(しんぎょう)寺です。

(参考サイトはこちら→) 

 

おりょうについて

おりょう嘉永三年(1850年)6月、

京都府下の町医者の長女として生まれ、

伏見の寺田屋の養女だった慶応二年(1866年)2月、

龍馬と知り合い、 西郷隆盛の媒酌で結婚します。

 

しかし、二人の結婚生活は短いものでした。

 

というのも、翌三年11月、

龍馬は京都の「近江屋」で暗殺されてしまったからです。

 

その後、お龍の流浪の生活が始まります。

 

下関から長崎を経て龍馬の実家、土佐、

京都、大阪、東京、神奈川と移り住むことに。

 

そして、神奈川宿で女中をしていた時に

西村松兵衛と知り合い再婚し、

明治八年(1875年)7月、西村ツル(鶴)として入籍。

 

再婚した当初は、豊島村(現在の上町)にいましたが、

松兵衛が倒産したことで、三十年ごろから深田

(現在の米が浜通り)で長屋住まいをすることに。

 

晩年は、貧窮な生活だったそうです。  

 

お龍のお墓や現在の様子

お墓は門前の石段の下、

右側のイチョウの木の脇に建っています。

 

正面には「贈正四位坂本龍馬之妻竜子之墓」、

裏面には「永代寄附 明治三九年一月十五日歿

享年六拾有六謚昭龍院閑月珠光大姉

大正三年八月十六日 実妹中沢光枝建立」と刻まれています。

 

さらに、台石の左側に、

「賛助人西村松平(松兵衛) 鈴木魚龍(清治郎) 新原了雄」とあり、

坂本家のききょう紋も刻まれています。

 

お龍の墓は現在は無縁墓となってしまいましたが、

毎年秋には墓前祭としておりょうさん祭りが行われ、

毎年1月15日には「お龍忌」が、

寺や土地の人たちによって営まれているそうです。

 

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写真は横須賀観光情報サイト ここはヨコスカより

拝借しました。

 

信楽寺へのアクセス

京急大津駅下車後、

大津小学校方面に向かって歩くこと5分。

信楽寺の看板を左折。

 

信楽寺

横須賀市大津町3−29−1

●電話:046-836-3731

●宗派:浄土宗

●駐車場:なし

 

 

地魚料理 なぶら&横須賀ジェラート ファクトリー(新港町・よこすかポートマーケット内)

横須賀・三浦の海の幸と山の幸が楽しめる

よこすかポートマーケット。

 

開業以来、横須賀の新たな観光スポットとして

注目を浴びています。

 

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私がふらりと訪れた日も、

観光バスが数台停まっていました。

 

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この日の私の一番の目的は、

ポートマーケットの一角に店を構える

地魚料理 なぶら

 (HPはこちら→

 

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横須賀の西海岸、佐島の漁師さん直営で、

生シラスや日戻りカツオをはじめとする、

その日水揚げされた鮮度抜群の

魚介類を味わうことができるのです!

 

お魚が美味しいのはもちろんですが、

ごはん、あら汁、お茶も丁寧に仕上げてあるため、

食後の満足感もさらにアップ。

 

私が訪れた時は、ちょうど昼どきだったのと、

観光バスでやってきた団体客がいたので、

店内は大にぎわいでした。

 

私は刺身盛りご飯(600円)と味噌汁(250円)を注文。

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夫は刺身盛り定食(1500円)を頼みました。

 

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定食のご飯はお代わり自由。

酢飯にしてもらうこともできるんですよ。

 

ほかにも、

焼き魚、煮魚、かき揚げなどの定食や、

ワカメを練りこんだ緑色のワカメうどんなど、

いろいろなメニューがあり、

どれを頼んでも間違いありません!

 

鮮魚を堪能した後は、

ポートマーケットに入ってすぐ右にある

横須賀ジェラート ファクトリーへ。 

(サイトはこちら→

 

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横須賀市内にある関口牧場の牛乳で作られたジェラートは、

仕入れからスタッフが行い館内の工房で手作りしているとか。

 

横須賀で収穫された野菜やフルーツを使った

プレミアムジェラートは、

即日売り切れが続出するほどの人気なのだそうです。

 

ふわふわ牛乳ソフトクリームも、

濃厚なミルク感が口の中に広がって、

たまらない美味しさです。

 

この日はチェリーチーズケーキとレモンにしてみました。

 

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チェリーチーズはコクとまろやかさがいい感じで、

レモンは甘みと酸味のバランスが取れていて、

なかなかでした。

 

というわけで、

地元民ならではのよこすかポートマーケット情報、

お役に立てれば幸いです。

 

よこすかポートマーケット

〒 238-0005 神奈川県横須賀市新港町6

●電話:046-823-1967

●営業時間:10:00~19:00 (11月~2月は18:00まで)

     11:00~21:00 (レストラン)

●定休日:毎週火曜日(祝日営業)

●駐車場:普通車180台(お買い上げ金額に応じて割引あり)

 

地魚料理 なぶら

電話:046-884-8691 

横須賀ジェラート ファクトリー

電話:046-829-2001

 

 

三浦半島最古の神社〜安房口神社(吉井)

湘南山手と呼ばれる新興住宅地の中にブロッコリー

ようにこんもり茂ったマテバシイ

 

そこに三浦半島最古の神社と言われる

安房口神社があります。

(HPはこちら→

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写真はHPから拝借しました。

 

安房口神社は吉井・明神山の山頂に鎮座する

霊石をご神体として拝する特殊な形態を持つ神社で、

創立は詳らかではありませんが、社殿を設けない、

「磐座(いわくら)信仰」という古代の信仰形態が

そのまま残っている大変珍しい神社です。

 

実際に行っていただくとわかるのですが、

神社一帯は鎮守の杜そのもの。

 

思わず自然に対して畏敬の念を払いたくなるような

厳かさを湛えています。

 

安房口神社の由来

ご神体とする霊石は、安房国(千葉県)安房大社の

ご祭神である天太玉命(あめのふとたまのみこと)の

神体として、

東国鎮護のために安房国から吉井・明神山の山頂に

飛んできたと伝えられています。

 

その巨石の面が安房国を向いているということから、

古くから安房口明神と呼ばれてきました。

 

古代の信仰形態について

神道の原点とも言える自然崇拝だった古代神道では、

大きな石や岩を磐境(いわさか)や磐座(いわくら)と

呼び、祀っていました。

 

ほかにも、山や樹木に神が宿ると考えられ、

御神体とすることもありました。

 

あの歴史上の人物も参拝していた!?

安房口神社は古くから子宝・安産の神として

人々から信仰されており、

北条政子が懐妊した際には、

使者が安産祈願に参拝した記録もあるそうです。

 

また、日本武尊ヤマトタケルノミコト)が東征の際、 

勝利を祈願したともいわれています。

 

安房口神社への行き方

京浜急行久里浜駅またはJR久里浜駅から

 湘南山手行きバスで約12分。

安房口神社前で下車します。

 

安房口神社

横須賀市吉井3ー95

●御祭神:天太玉命(あめのふとたまのみこと)

 

ごはんとおやつのお店 monstyle (モンスティル)・(小川町)

市役所に用足しついでに腹ごしらえしたくなり、

すぐそばにある

monstyle(モンスティル)に入りました。

(HPはこちら→

 

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普通のビルの一角なのに、

店内は東南アジアのような南国のような

カラフルで時間がゆったり流れているような雰囲気。

 

店内奥の方には雑貨や洋服が販売されています。

 

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どんな空間に身を置くかによって、

精神状態もかなり変わってくるものですね。

 

役所関係のことで頭がパッツンパッツン状態だったのに、

まるでどこか海外のカフェか定食屋さんにでも

入ったかのような店の空気のおかげで、

一気に気持ちが緩んでしまいました。

 

窓辺にはこんな風に紫陽花が生けられているし……。

 

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まだ昼食を取っていなかったので、

ランチメニュー3種類の中から、

タイ風豚ひき肉ソテー 目玉焼きのせ(1,080円)を注文。

 

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ナンプラーが効いていて、

それだけでエスニックな気分を味わえました。

 

付け合わせの紫キャベツのビネガー風味も

ほんのりとした味わいで、

こってりとさっぱりのバランスが

うまくとれていました。

 

こちらのお店では、焼き菓子も自作していて、

店内で食べることも持ち帰ることもできます。

 

天気が良く、風も強すぎず、

窓が開け放たれていたのも心地よかったです。

 

近くに小学校があるため、

体育の授業なのか下校途中なのか、

外から元気な子どもたちの声が聞こえてきて

それもまたホッとしました。

 

会計を済ませ店の外に出ると、

ちょうど真正面に植物が置かれていました。

 

緑化運動にも一役買っているようです!?

 

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京浜急行横須賀中央駅から

横須賀市役所方面に向かって歩くこと約4分。

 

ちょっとした穴場的存在のカフェです。

 

ごはんとおやつのお店 monstyle(モンスティル)

神奈川県横須賀市小川町19小川ビル1F

●営業時間:火曜日〜日曜日は12:00 〜18:00
     土曜日のみ12:00〜21:00 (ラストオーダー20時)

●定休日 :月曜、第二火曜日、第四火曜日

(営業日など案内しているお店のブログはこちら→

●電話:046-821-5888

●駐車場:無し。近くにコインパーキングあり。

 

ニューデリシャス 馬堀海岸支店

インドカレーが食べたくなって、

ニューデリシャス 馬堀支店

平日の正午前に買い物がてら訪れてみました。

(HPはこちら→ 

 

SEIYUの駐車場に車を入れます。 

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こちらがお店の外観。

のぼりが立っているのですぐわかります。

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こざっぱりとした店内は

エアコンが効きまくり、

インド映画のDVDが流れていました。

 

二人連れや私のようなおひとり様がちらほらと

来店していました。

休日だともっと混み合っているのですが……。

 

開店11時から16時までは

土日祝日もランチタイムを実施していて、

約10種類のカレーの中から好きなものを選び、

辛さは4段階から選択できます。

 

ナンとライスはおかわり自由。

サラダと選べるドリンクがついて

780円〜1050円とお手頃価格。

 

しかしそのクオリティはなかなかのもの。

 

この日私が頼んだのはチキンカレー(780円)

 

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 ライスは細長い粒のバスマティライス。

これがカレーととてもマッチするのです。

普段食べているお米よりパラリとした食感。

 

インドカレーにはやはりこのタイプのお米が

イチバン!

 

写真がないので文字だけでの紹介となりますが、

ナンは一枚でお腹いっぱいになるほどのボリューム。

店の厨房にある釜で焼いています。

 

もちろんカレーもスパイスを調合して作られています。

 

そして他の店では味わったことのないドリンクが

こちらのホットティー。

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豆やスパイスを水牛のミルクで煮出したもので、

コクのある優しい味がクセになる美味しさなのです。

 

おかげで、インドカレーにはラッシー派だった私も、

この店ではホットティーが定番になりました。

 

実直なネパール人スタッフたちが

丹精込めて作ったインドカレー

どうぞ召し上がれ。

 

京急本線馬堀海岸駅から徒歩2分です。

 

インディアンレストラン

ニューデリシャス馬堀支店

神奈川県横須賀市馬堀海岸2ー27−6

●営業時間:11:00~23:00

(22時以降入店可)

●定休日:無休

●電話:0468-46-2025

●駐車場:SEIYU馬堀店と共用

(若干の割引あり)

 

  

パン市場・浜田分店(浦賀)

ちょうどお店の近くまで用があったので、

大正三年に創業以来、地元で長く愛されている老舗パン店の

パン市場 浜田分店に行ってきました。

(お店のHPはこちら→

 

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可愛らしい店構え。

 

店内奥ではパンを作っているため、

いつもいい匂いが漂っています。

 

私が訪れた時は、カレーパンの仕込みをしていたらしく、

玉ねぎの甘い香りとスパイスの芳醇な香りに

食欲をそそられてしまい、

思わず「よこすか海軍カレーパン」を買ってしまいました。

 

このカレーパン、その名前を名乗るためには、

人参、じゃがいも、玉ねぎ、牛または鶏のひき肉で作る、

自家製のカレールーを使うといった、

レシピに細かい決まりがあるのだとか。

 

なのでカレールーも小麦粉とバターから作る本格派。

中には福神漬けも入っています。

 

あと、この日は買わなかったのだけど、

クリームパンに入っているカスタードクリームも、

地元の養鶏場の卵とタカナシ乳業の牛乳で作られているため、

優しい甘さと豊かな風味があるのです。

 

この日買ったものはこちら。

 

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写真手前から時計回りで、

季節限定のベーコンレタストマトサンド(230円・税別)、

横須賀海軍カレーパン(120円)、

フィッシュサンド(200円)、

白身魚のフライと自家製のタルタルソースが絶妙にマッチ。

調理パンの中でも一番人気だとか! 

納得の美味しさです。

りんごデニッシュ(150円)。

 

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さらにこちらは前日売れ残った

「よこすかフランス(ソフトフランス)5個入り」が

半額の125円で売られていたので迷わず購入!

 

このパン、添加物を一切使用していないので、

小麦粉の味が楽しめて、ふんわり柔らかくて

すごく美味しいのです!

 

根強いファンを抱えている老舗パン店の味を

ぜひお試しください♪

 

店舗の場所は、

京急浦賀駅から徒歩6分程度。

浦賀警察署のT字路を曲がって、

浦賀行政センターの奥にあります。

 

パン市場 浜田分店 

神奈川県横須賀市浦賀町5-7-5

●営業時間:7:30〜16:30      

(土・日 7:00〜16:30)

●年中無休

●電話:046-841-0046

●駐車場:12台(店舗前と浦賀5丁目駐車場)

 

 

ローソン横須賀長沢店&長沢海岸遊歩道

横須賀の大きな魅力の一つとして、

「海が身近」というのがあります。

 

半島という海に突き出た地形のため、

ちょっと高台に登れば海を一望できるし、

気分転換に車を走らせるとすぐ海辺にたどり着く……。

 

というわけで、

今日は夕飯の支度の前にふらりと長沢の海を見てきました。

 

しかし、ただドライブして来たのではないですよ。

とっておきの絶景&休憩ポイントで

しばしくつろいで来ました。

 

 

ローソン横須賀長沢店

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「行政センター東」というT字路の所にあります。

 

ちょうど長沢地区は、三浦市に向かう途中に位置するため、

これからの海水浴シーズン、

内陸部から来て目的地までもうひと息という時に

このコンビニは、

サービスエリア的存在として

とても便利かと思います。

 

品揃えはいたって普通のコンビニなのですが、

広々とした駐車場は車を停めやすく

店のすぐ外は海。

車から降りると潮の香りがしてきました。

 

駐車場からフェンス越しに見える景色。

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そしてすぐ下には遊歩道があります。

 

長沢海岸遊歩道

 

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海沿いに約2キロに渡って続いています。

 

犬の散歩をさせる人、自転車で遊ぶ子供、

ランニングやをウォーキングに励む人、

コンビニでトマトジュースを買って

一人海を眺める私……。

 

砂浜に下りて、波打ち際まで行くこともできます。

 

ちょっと霞んでしまっていますが、

対岸には房総半島を臨めました。

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大海原からエネルギーをもらったおかげで、

帰宅後、美味しい夕飯を作ることができました。